「アウトドアコーヒーってどういう飲み方?」
「キャンプや登山で飲むコーヒーってどうやって淹れるの?」
「やってみたいけどどんな道具が必要?」
そんな風に疑問に思っている方も多いはず。アウトドアでコーヒーを楽しんでみたいけど、検索してもいろんなメーカーや道具が多く出てきて、結局どれが良いか迷ってしまっていませんか?
そこでこの記事では山歩きやキャンプ好きなYUKI Campが、普段アウトドアシーンで実際に使っている道具をご紹介!これであなたもアウトドアコーヒーデビュー!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次
1、アウトドアでコーヒーを淹れるために必要な道具
2、コーヒーミル
3、コーヒーケトル
4、ドリッパー
5、フィルター
6、マグカップ
7、アウトドアコーヒーの豆
8、まとめ
1.アウトドアでコーヒーを淹れるために必要な6つの道具
結論からいうと、必要なものは以下の6点。
①コーヒーミル
②ケトル
③ドリッパー
④フィルター
⑤マグカップまたはサーバー
⑥コーヒー豆
正直これらの道具は、どこで淹れるにも必要な道具になります。
ただし、アウトドアシーンでのコーヒーとなると内容がちょっと変わってきます。
重要なポイントは
①軽さ
②機能
③耐久性
になりますが、ひとつづつ解説しますね。
①軽さ
これは想像できると思うのですが、アウトドアに気軽に持ち出すために軽さは重要なポイント。特に山に登る時などは重量が重いほど身体への負担も重くなります。
例えば同じ道具でも材質によって重量が全く変わってくるので、材質をチェックして選ぶと良いでしょう。
アウトドアではカトラリーなどで一般的に言われるのが、金属は鉄やステンレスよりもアルミ、アルミよりもチタンの軽さ。ミルやケトル、マグなどはこれに当てはまります。
チタンは軽くて丈夫なのでアウトドアシーンではとても人気がありますが、デメリットとしては高価だということ。
ただし、お値段以上に機能性が高いのがチタンの良いところ!
金属の中では軽さはチタンに勝るものがないので人気があります。
②機能性
次に重要なのは機能性。軽い上に機能性も高いという商品は、やはりアウトドアシーンでは人気です。
例えば、持ち運ぶために便利な折りたたみや組み立ての機能があるととても便利ですよね。他にもスタッキング(英語の「Stack(積み重ねる)」に由来し、物を重ねて収納すること)できるものもとても有能です。一石二鳥な使い方のできる道具なんかも、アウトドアでは重宝します。
③耐久性
アウトドアでは自然の中の環境に人間が合わせることが基本。
時には雨に降られたり風に吹かれたり、海だったり山だったり、いろんな環境の中で使うことを想定して、強度があり、錆びにくくしっかりとした作りの道具を選びましょう。
手入れして長く使用することも、道具を扱う楽しみのひとつ。
これらを踏まえて、実際に6つの道具を早速ご紹介していきます!
個人的におすすめもご紹介するので是非参考にしてくださいね。
2.コーヒーミル

珈琲豆を手動で挽いたことがありますか?
挽きたてのあの香りといったら…特にアウトドアで挽くと、良い香りにとても癒されます。携帯用の電動ミルもありますが、おすすめは手挽き。
ゆっくりゴリゴリするあの時間ごと楽しむのがアウトドアの醍醐味です!
おすすめの手動ミルは
TIMEMORE(タイムモア)
手動ミルを選ぶ時に必ずと言っていいほど選択肢に入ってくる本格メーカー。切れ味が良く均一性も高いステンレス刃が全機種に搭載され、ラインナップも豊富です。
特徴や価格も幅広いので、自分に合ったモデルを選ぶといいですね。少し重量あり。
KOGU(珈琲考具)
国産・燕三条の珈琲道具メーカーのミルです。全体の材質がプラスチックで、セラミック刃を使用しているので軽量。持ち運びには便利です。メモリがついていたり、何より透明なので中身が見えわかりやすい!
高額ではないけどコスパ良しです。
3.コーヒーケトル
ケトルとは簡単にいうとヤカンです。
ハンドドリップで淹れるコーヒーには必要な道具の一つですね。ケトルを選ぶポイントは、重さと容量と注ぎ口がドリップに適しているかどうか。やはりドリップに向いた注ぎ口かどうかは直接コーヒーの美味しさにも直結します。
できるだけお湯を遅く落とせる、湯切りが良いものを選ぶと良いですね。
おすすめのケトルは
Colemanパックアウェイケトル
汎用性の高い、使えるケトルとしてはメジャーな商品。私はキャンプでも登山でもソロで600mlのものを使っています。素材はアルミで軽量。これだけでもコーヒーはドリップできるのですが、ドリップする際のお湯を更に細く入れたい!という方には、注ぎ口を別途装着するのがおすすめ。

ハイマウント(HIGHMOUNT)ミニドリップポット
主にソロキャンプ〜2人キャンプ用、300mlのドリップポットです。まずこれが一つあるとグッと雰囲気が良くなります!ブラックのボディも形もスタイリッシュ。270gと軽量ですが、収納性はあまりない。もちろん自宅での兼用と考えるととってもオシャレで使いやすい!

4.ドリッパー
ドリッパーもいろんな種類のものが販売されています。
サーバーにも言えることですがやはりここは割れない材質、携帯性の優先度が高くなってきます。折りたたみ式や組み立て式のドリッパーは軽く薄く収納できるのでとっても便利。樹脂製のものもおすすめです!
おすすめのドリッパーは
Revarsコーヒードリッパー ケイブ リバーシブル
シリコーン製のドリッパーで柔らかく、面裏をひっくり返すとそれぞれのリブ構造が違うので、ドリップの落ち方が変わり味が変わるというアイデア商品。素材が柔らかいので少々収納時に押しつぶされても問題なし。アウトドアっぽいカラー展開もオシャレでお気に入りです。
FunOutbreak x A Product 世良鉄工株式会社コラボ ULコーヒードリッパー
薄さ0.1mmのウルトラライトな組立て式ドリッパー。ステンレス製でサビにも強く、何よりペラペラなので持ち運びに何の影響もなし!隙間にそっと忍ばせておくだけでどこにでも持っていけちゃいます。(こちらは非売品)

5.フィルター
コーヒーをドリップするには、フィルターが必要です。
通常、ペーパー、ステンレス、セラミック、ネルなどの種類がありますが、アウトドアシーンでは洗えない状況も踏まえて無難にペーパーを選択するのがいいと思います。
※もちろんキャンプ場など、洗浄できる状況であればステンレスやセラミックでも◎
ペーパーは数枚持っていけば嵩張らないし、持ち運びにはとても便利。
ただし、コーヒーのカスごとゴミは必ず持ち帰ってくださいね!

6.マグカップ
アウトドアシーンでのコーヒーカップやサーバーは、自宅で使用するカップとは全く違ってきます。
まず陶器やガラス製のものは、移動時に割れやすいので避けるべきでしょう。
カップであれば金属、軽さや耐久性で言えばチタン製がおすすめ。その他折り畳めて便利なゴムのような材質のカップなども。かつ保温性も高ければ最高ですね。
もしサーバーを使用する場合、サーバーもプラスチック素材などが割れにくく安全です。
おすすめのマグカップは
Wildoフォールダーカップ
北欧のカトラリーブランドWildoのロングセラー商品。丈夫で軽く、折り畳んで半分の大きさになり携帯向き。材質はTPE(熱可塑性エラストマー)を使用し、環境と健康に配慮しているところも◎ このコンパクトさで250mlとしっかり容量もあります。明るいカラー展開が北欧っぽくて可愛いですよね!

PYKES PEAK(パイクスピーク)チタンマグ
軽さ丈夫さに加えてサビない金属、チタンのマグです。しかも高品質の燕三条日本製。シングルウォールなので直火でも使用できるところが便利。300mlの容量があるので、飲み物を飲むだけでなく、お湯を沸かしたり料理に使用したり、緊急時にはスコップの役割を果たしてくれる、汎用性の高いマグです。

7.アウトドアコーヒーの豆
最後にコーヒー豆ですが、これはお好きな豆を持っていけば◎
もちろん挽いた粉を持っていくのは手軽ですが、前述したように現地でゴリゴリ手挽きするあの時間ごと楽しむのがおすすめ。ここは是非一度豆とミルで楽しんでいただきたいです。
個人的にはアウトドアではガツンと濃いめで深入りを飲むのが好み。
特に山の上やキャンプの朝など、ホッとしながら身体をシャキッとさせたい時に飲みたいと思い作ったのが、オリジナルのYUKI Camp Coffeeです。
YUKI Camp Coffeeとは
キャンプを愛するYUKIが提案する「あなたがほっとする時、どこかで誰かもほっとするコーヒー」です。
アウトドアシーンで最高な時間を過ごせるようにと作りました。

01 YUKI Camp Coffee
最初にできたこのブランドは、いろんな人に飲んでいただきたいベーシックな一品。
芳醇なコクとほろ苦さのマンデリンをベースに、希少種で果実感のある甘さが特徴のイエローブルボンアマレロをブレンド。
酸味少なめでスッキリ飲みやすいのに、コーヒー飲みたい!の気持ちにガツンと答えてくれる深煎りブレンドです。
キャンプで、山で、おうちで寛ぐ時間にもどうぞ。

02 YUKI Camp Coffee
ジャバロブスタの独特の苦みと力強い麦のような香ばしさを、エチオピアのフルーティーで甘い香りが包み込んだようなブレンド。
それはまるで山を登る時や森でキャンプをする時、私たちが日常に抱えるそれぞれの思いを、緑の雄大さの中で太陽の恵みが包み込んでくれるようなイメージ。
ぜひ森の中でどうぞ。

03 YUKI Camp Coffee
こちらはグアテマラSHB デカフェ (スイスウォータープロセス)になります。コーヒーは好きなんだけどカフェインが気になる…という方にも、ぜひ楽しんでほしい。一般的なカフェインレスコーヒーに感じる”風味や香りの抜け感”はほぼないです。
カフェインを取り除く方法はいくつかありますが、このデカフェは、化学薬品を一切使わずにメキシコの天然水だけでカフェインを除去しているので、安心して飲んでいただけるデカフェです。
グアテマラらしい甘み、香り、コクもしっかり感じれるように、焙煎、選別をしているので、デカフェと言われなかったら分からないかもしれません。
デカフェで美味しいコーヒーを飲みたい!という思いに答えられるコーヒーです。

YUKI Camp Coffeeの売上の一部は子ども支援に寄付します。
あなたがコーヒーを飲んでほっとする時、そっとどこかで子どもたちもほっとしていたら嬉しいと思って作りました。このコーヒーが誰かと誰かを繋ぐ、その真ん中にありますように。
8.まとめ
・アウトドアコーヒーを楽しむための道具を揃えよう!
・ポイントは軽さ、機能性、耐久性。
・アウトドアにピッタリなお気に入りの豆を見つけよう!
これであなたもアウトドアコーヒーデビュー!
例えばわざわざキャンプや登山に行かなくても、ちょっとしたチェアリングやべランピングなどで風を感じながら飲むコーヒーは格別です。きっとあなたの日常を彩ってくれるホッとした時間になることでしょう。
是非あなたもアウトドアコーヒーにトライしてみてくださいね!

この記事を書いたひと
YUKI Camp
40代。九州で山とキャンプを愛する。自然の中にいる自分を大切に、自分らしく。アウトドアコーヒーを飲んだり作ったり。子どもを支援する活動、FunOutbreakも。
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